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因由
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いわれ
ふりがな文庫
“
因由
(
いわれ
)” の例文
今宵はお客様の
強
(
た
)
っての
所望
(
しょもう
)
で二度まで間の山節をうたい返した上、その
因由
(
いわれ
)
などを知っている限り話させられたので、これほど
晩
(
おそ
)
くなろうとは思わなかった
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それが却って貴いのだ、聖堂の林様はお出入だから殿様にお願い申して、
私
(
わし
)
が才槌で瑕をつけた
因由
(
いわれ
)
を
記
(
か
)
いて戴いて、其の書面を此の仏壇に添えて子孫に譲ろうと思いますから、親方機嫌を
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何事もそうだが、すべて人殺しには
因由
(
いわれ
)
に
意
(
こころ
)
が見えるものだ。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その
因由
(
いわれ
)
を聞いてみるとお角も、
強
(
し
)
いてそれを遠慮するような女ではありません。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“因由”の意味
《名詞》
物事が起こる原因。
(出典:Wiktionary)
因
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
由
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
“因”で始まる語句
因
因縁
因果
因業
因幡
因循
因子
因幡守
因数
因循姑息