回向料ゑかうれう)” の例文
寺院にはうむ石碑せきひを建て回向料ゑかうれうなどあつく寄附し萬事手落なくすませければ下人共を下たる跡にて明朝屋敷を引拂ひ候旨屆け出其翌朝よくてうくだんの二品を腰に付泣々岡山の城下を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取出とりいだし祐然にあたへ是は輕少けいせうながら我々より當座たうざ回向料ゑかうれうなりなほ又江戸表へ立歸らばよろし披露ひろう致し御沙汰さた有之候やう取計ひ申すべしと挨拶あいさつに及び夫より祐然にいとまを告げ光照寺くわうせうじ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)