四十恰好しじふかつかう)” の例文
らつしやいまし、と四十恰好しじふかつかうの、人柄ひとがらなる女房にようばうおくよりで、して慇懃いんぎん挨拶あいさつする。南無三なむさんきこえたかとぎよつとする。こゝおいてか北八きたはち大膽だいたんに、おかみさん茶棚ちやだなはいくら。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)