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嚢物
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ふくろもの
ふりがな文庫
“
嚢物
(
ふくろもの
)” の例文
日本橋
区
(
く
)
本町
(
ほんちょう
)
三丁目一番地
嚢物
(
ふくろもの
)
商鈴木米次郎方の
婢
(
じょちゅう
)
おきんと云うのが、
某夜
(
あるよ
)
九時すぎ裏手にある便所へ入ろうとして扉をあけると、急に全身に水を浴びせられたようにぞっとして
簪につけた短冊
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
と胸へ、しなやかに手を当てたは、次第に依っては、
直
(
すぐ
)
にも帯の間へ
辷
(
すべ
)
って、
懐紙
(
ふところがみ
)
の間から
華奢
(
きゃしゃ
)
な(
嚢物
(
ふくろもの
)
)の
動作
(
こなし
)
である。道子はしばしば妹の口から
風説
(
うわさ
)
されて、その
暮向
(
くらしむき
)
を知っていた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“嚢”で始まる語句
嚢
嚢中
嚢底
嚢里
嚢陽
嚢蜘蛛
嚢包
嚢家
嚢笛
嚢虫