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ふくろもの
ふりがな文庫
“ふくろもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
袋物
60.0%
嚢物
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袋物
(逆引き)
紅
(
べに
)
となり、おしろいとなり、
袋物
(
ふくろもの
)
と化けて、
病
(
や
)
み上がりの胃袋みたいな風呂敷を満たしてゆくのはいいが、そのうしろから、見て歩いている
編笠
(
あみがさ
)
には、自分の金を、分別のない小娘に
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふくろもの(袋物)の例文をもっと
(3作品)
見る
嚢物
(逆引き)
日本橋
区
(
く
)
本町
(
ほんちょう
)
三丁目一番地
嚢物
(
ふくろもの
)
商鈴木米次郎方の
婢
(
じょちゅう
)
おきんと云うのが、
某夜
(
あるよ
)
九時すぎ裏手にある便所へ入ろうとして扉をあけると、急に全身に水を浴びせられたようにぞっとして
簪につけた短冊
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
と胸へ、しなやかに手を当てたは、次第に依っては、
直
(
すぐ
)
にも帯の間へ
辷
(
すべ
)
って、
懐紙
(
ふところがみ
)
の間から
華奢
(
きゃしゃ
)
な(
嚢物
(
ふくろもの
)
)の
動作
(
こなし
)
である。道子はしばしば妹の口から
風説
(
うわさ
)
されて、その
暮向
(
くらしむき
)
を知っていた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふくろもの(嚢物)の例文をもっと
(2作品)
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