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袋物
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ふくろもの
ふりがな文庫
“
袋物
(
ふくろもの
)” の例文
「これは、つまらないものですがお
礼
(
れい
)
のしるしでございます……。」といって、
女
(
おんな
)
は、なにか
袋物
(
ふくろもの
)
にはいっているものを
遺
(
のこ
)
してゆきました。
幸福の鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
横山町辺
(
よこやまちょうへん
)
のとある路地の
中
(
なか
)
にはやはり立派に石を敷詰めた両側ともに
長門筒
(
ながとつつ
)
袋物
(
ふくろもの
)
また筆なぞ製している
問屋
(
とんや
)
ばかりが続いているので、路地一帯が倉庫のように思われる処があった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
紅
(
べに
)
となり、おしろいとなり、
袋物
(
ふくろもの
)
と化けて、
病
(
や
)
み上がりの胃袋みたいな風呂敷を満たしてゆくのはいいが、そのうしろから、見て歩いている
編笠
(
あみがさ
)
には、自分の金を、分別のない小娘に
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“袋物”で始まる語句
袋物屋
袋物商
袋物店