“長門筒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながとつつ50.0%
ながとつゝ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横山町辺よこやまちょうへんのとある路地のなかにはやはり立派に石を敷詰めた両側ともに長門筒ながとつつ袋物ふくろものまた筆なぞ製している問屋とんやばかりが続いているので、路地一帯が倉庫のように思われる処があった。
横山町へんのとある路地の中には矢張やはり立派に石を敷詰めた両側ともに長門筒ながとつゝ袋物また筆なぞ製してゐる問屋ばかりが続いてゐるので、路地一帯が倉庫のやうに思はれる処があつた。
路地 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)