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商人衆
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あきんどしゅう
ふりがな文庫
“
商人衆
(
あきんどしゅう
)” の例文
「昔は阿波のお国へも、
商人衆
(
あきんどしゅう
)
や
遍路
(
へんろ
)
の者が、自由に
往来
(
ゆきき
)
したそうでございますが、いつからそんな不便なことになったのでしょう」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二階の部屋々々は、時ならず
商人衆
(
あきんどしゅう
)
の
出入
(
ではい
)
りがあるからと、望むところの下座敷、おも屋から、土間を長々と板を渡って離れ座敷のような十畳へ導かれたのであった。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
十一年目は丁度明和八年で、其の年の七月の盆は御案内の通りお
商人衆
(
あきんどしゅう
)
は掛け𢌞りなどお忙がしいものでございますが、段々月末に相成りますると大概用も片付きました。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「えへへ。
御笑談
(
ごじょうだん
)
で……。御縁がありましたらどうぞ。——あのもスもス!
商人衆
(
あきんどしゅう
)
!」
旗本退屈男:07 第七話 仙台に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
……お師匠さんにゃア
敵
(
かな
)
わないが、年は若いし女芸人、一人ぐらい出来ないものかしら? 取り持ってくださいよ、ネーお師匠さん。お侍さんでも結構だし、
商人衆
(
あきんどしゅう
)
だってようござんす。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
「おう、ゆうべ
麓
(
ふもと
)
でお泊ンなすった
商人衆
(
あきんどしゅう
)
でございますね。まあ、聞いておくんなさい。
癪
(
しゃく
)
にさわるのなんのって」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
婆「旅人ばかりじゃがんせん、
商人衆
(
あきんどしゅう
)
も泊りやすそうでがんすから、泊めましょう」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
商
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“商人”で始まる語句
商人
商人体
商人風
商人家
商人店
商人気質
商人宿
商人連
商人魂
商人方