トップ
>
吾寺
ふりがな文庫
“吾寺”の読み方と例文
読み方
割合
うち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うち
(逆引き)
『へえ、
吾寺
(
うち
)
の前まで? 酔つて居ても娘のことは忘れないんでせうねえ——まあ、それが親子の情ですから。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
噫
(
あゝ
)
、
吾寺
(
うち
)
の和尚さんも
彼年齢
(
あのとし
)
に成つて、
未
(
ま
)
だ今度のやうなことが有るといふは、全く病気なんですよ。病気ででも無くて、奈何して其様な
心地
(
こゝろもち
)
に成るもんですか。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
猫を飼つて鼠を捕らせるよりか、自然に任せて養つてやるのが慈悲だ。なあに、
食物
(
くひもの
)
さへ
宛行
(
あてが
)
つて
遣
(
や
)
れば、
其様
(
そんな
)
に
悪戯
(
いたづら
)
する動物ぢや無い。
吾寺
(
うち
)
の鼠は
温順
(
おとな
)
しいから御覧なさいツて。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
吾寺(うち)の例文をもっと
(1作品)
見る
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“吾”で始まる語句
吾
吾人
吾家
吾々
吾妻橋
吾妻
吾儕
吾輩
吾子
吾等