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吹通
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ふきとお
ふりがな文庫
“
吹通
(
ふきとお
)” の例文
同
(
おなじ
)
やうに
吹通
(
ふきとお
)
しの、裏は、川筋を一つ向うに、夜中は
尾長猿
(
おながざる
)
が、キツキと鳴き、カラ/\カラと
安達
(
あだち
)
ヶ
原
(
はら
)
の
鳴子
(
なるこ
)
のやうな、
黄金蛇
(
こがねへび
)
の声がする。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
唯
(
ただ
)
の木綿の襦袢に取替え、ストーブも余りに焚かぬようにして、洋服は馬に乗る時
計
(
ばか
)
り、騎馬の服と
定
(
き
)
めて、
不断
(
ふだん
)
は純粋の日本の着物を着て、寒い風が
吹通
(
ふきとお
)
しても構わず家にも居れば外にも出る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消