“名代床”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやうだいどこ50.0%
みょうだいどこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なしてそれがしが宅へこつそりさし置きなば何時貴君が御出でも名代床みやうだいどこの不都合なく御とまり成るも御勝手次第幾日いくか居續ゐつゞけし給ひても誰に遠慮ゑんりよも内證も入らずさうなる時は小夜衣がいのちの親とも存じます何卒なにとぞ五十兩の御工風くふう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
花鳥は廊下で香以に逢うごとに秋波しゅうはを送った。あるゆうべ小稲が名代床みょうだいどこへ往って、香以がひとり無聊ぶりょうに苦んでいると、花鳥の使に禿かぶろが来た。香以はうっかり花鳥の術中に陥った。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)