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合致
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がっち
ふりがな文庫
“
合致
(
がっち
)” の例文
司馬仲達の急ぎに急いでいた理由は、果たせるかな、孔明がおそれつつも予察していたところと、まったく
合致
(
がっち
)
していたのである。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泡鳴初め浪漫主義を信じ、転じて表象主義に入り、再転して霊肉
合致
(
がっち
)
より本能の重大を力説して刹那主義なる新語を鋳造せり。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
たまたま
斯
(
こ
)
うした
二
(
ふた
)
つの
力
(
ちから
)
が
合致
(
がっち
)
したればこそ、あのような
災難
(
さいなん
)
が
急
(
きゅう
)
に
降
(
ふ
)
って
湧
(
わ
)
いたのじゃ。
当時
(
とうじ
)
の
橘姫
(
たちばなひめ
)
にはもとよりそうした
詳
(
くわ
)
しい
事情
(
じじょう
)
の
判
(
わか
)
ろう
筈
(
はず
)
もない。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
毛詩に、「死則同
セム
レ
穴」とあるのは人間共通の
合致
(
がっち
)
であるだろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
こういう簡単な生命の
合致
(
がっち
)
は、もとよりその場ですぐできるものではない。さむらい奉公のしきたりがある。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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偶然、自分たち三人は、その精神において、
合致
(
がっち
)
を見、きょうを出発として大事をなそうとするものであるが、三つの者が寄り合っただけでは、体をなしていない。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“合致”の意味
《名詞》
合 致 (がっち)
わずかの差異も無く、同じであること。
(出典:Wiktionary)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
“合致”で始まる語句
合致心
合致的