“右手(うしゆ)” の例文
彼(かれ)は膳(ぜん)に向(むか)はうともしないが火鉢(ひばち)の前(まへ)にどさりと坐(すわ)つた儘(まゝ)、例(れい)の蟠(わだかま)りの有相(ありさう)な容子(ようす)をしては右手(うしゆ)の人(ひと)さし指(ゆび)を掛(か)けてぎつと握(にぎ)つた煙管(きせる)を横(よこ)に噛(か)んで居(ゐ)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)