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史乗
ふりがな文庫
“史乗”の読み方と例文
読み方
割合
しじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しじょう
(逆引き)
平和は
史乗
(
しじょう
)
の生るる以前より一たびも樹立したことがなかったのであろう。闘争は人間生活の常時で、平和は
纔
(
わずか
)
にこれを為さんがための準備期もしくは休憩期間たるの観なきを得ない。
冬日の窓
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
故
(
ゆえ
)
にその効たるや、智を増すことは
史乗
(
しじょう
)
に
如
(
し
)
かず、人を
誡
(
いまし
)
むるは格言に如かず、富を致すは工商に如かず、功名を得るは卒業の券に如かざるなり。ただ世に文章ありて人すなわち
以
(
もっ
)
て具足するに
幾
(
ちか
)
し。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ドガ及ツールーヅ・ロートレックが当時自然主義の文学の感化を受けその画題を
史乗
(
しじょう
)
の人物神仙に求めず、女工
軽業師
(
かるわざし
)
洗濯女
(
せんたくおんな
)
等専ら
下賤
(
げせん
)
なる
巴里
(
パリー
)
市井
(
しせい
)
の生活に求めんと
力
(
つと
)
めつつあるの時
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
史乗(しじょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“史乗”の意味
《名詞》
歴史や事実の記録。史書。
(出典:Wiktionary)
史
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“史”で始まる語句
史
史記
史邦
史家
史進
史生
史彬
史渙
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雑史野乗
“史乗”のふりがなが多い著者
永井荷風
太宰治