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古雛
ふりがな文庫
“古雛”の読み方と例文
読み方
割合
ふるびな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるびな
(逆引き)
ふとその飾った形も姿も、昔の故郷の雛によく
肖
(
に
)
た、と思うと、どの顔も、それよりは
蒼白
(
あおじろ
)
くて、
衣
(
きぬ
)
も
冠
(
かむり
)
も
古雛
(
ふるびな
)
の、
丈
(
たけ
)
が二倍ほど大きかった。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水々しい吉原絢燗期の女は、江戸戯作者の筆になるころもう燃えつきてしまい、ぼくらが書生時代に嗅いだ吉原は、すでに
古雛
(
ふるびな
)
のカビの美でしかなかったものか。
紅梅の客
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三
古雛
(
ふるびな
)
に霊があることはしばしば耳にする所でありながら、実は今まではその理由が分らなかった。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
古雛(ふるびな)の例文をもっと
(4作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
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正岡子規
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