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双龍
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そうりゅう
ふりがな文庫
“
双龍
(
そうりゅう
)” の例文
旧字:
雙龍
馬上から十四、五人の武士に、はげしく
下知
(
げち
)
をしたふたりの武士、これなん、
伊那丸
(
いなまる
)
の
幕下
(
ばっか
)
でも、
荒武者
(
あらむしゃ
)
の
双龍
(
そうりゅう
)
といわれている
加賀見忍剣
(
かがみにんけん
)
と
巽小文治
(
たつみこぶんじ
)
のふたり。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だがそれとて一口に云えば、
上海
(
シャンハイ
)
風ということが出来る。壁の一方に扉がある。
双龍
(
そうりゅう
)
珠
(
たま
)
を争うところの図案を描いた扉である。一方の壁に窓がある。龕燈形の窓である。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
白光
(
はっこう
)
を噴いた
双龍
(
そうりゅう
)
にも似る二人のあいだに、
鏘々
(
しょうしょう
)
として、火花が散った。しかし彼の長剣も、林冲の長巻も、幾十
合
(
ごう
)
となくその秘術を尽しあったが、どっちも、相手の一髪すら斬ってはいない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
龍
部首:⿓
16画
“双”で始まる語句
双
双手
双六
双生児
双方
双眸
双子
双眼鏡
双親
双肌