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厳秘
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げんぴ
ふりがな文庫
“
厳秘
(
げんぴ
)” の例文
いまそこの金庫へ入れた革袋の中にあるとばかり思っていた「
厳秘
(
げんぴ
)
」の二書を、エリク・ヘンダスンが持って来て、眼の前へ突きつけたのだ。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
この機密が
漏洩
(
ろうえい
)
することを極端におそれるのです。さっきも念を推しておいたが、このことは誰に対しても
厳秘
(
げんぴ
)
を
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しかし、これとて、その
釉薬
(
ゆうやく
)
、
築窯
(
ちくよう
)
、
火法
(
かほう
)
、みな
厳秘
(
げんぴ
)
洩
(
も
)
らすまじきものとなって、洩らしたものは
磔
(
はりつけ
)
の
掟
(
おきて
)
である。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
カイゼルの
批准
(
ひじゅん
)
を得た草稿を帯びて、
厳秘
(
げんぴ
)
のうちに、独立特務機関の有数な一細胞が、ベルリンを出発する。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
その頃、鎌倉への聞えに対し、
厳秘
(
げんぴ
)
にされていたが、平家方の内部には、致命的な憂いが起っていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
秘
常用漢字
小6
部首:⽲
10画
“厳”で始まる語句
厳
厳粛
厳重
厳然
厳島
厳格
厳乎
厳寒
厳冬
厳橿