“厳秘”の読み方と例文
読み方割合
げんぴ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまそこの金庫へ入れた革袋の中にあるとばかり思っていた「厳秘げんぴ」の二書を、エリク・ヘンダスンが持って来て、眼の前へ突きつけたのだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
この機密が漏洩ろうえいすることを極端におそれるのです。さっきも念を推しておいたが、このことは誰に対しても厳秘げんぴ
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし、これとて、その釉薬ゆうやく築窯ちくよう火法かほう、みな厳秘げんぴらすまじきものとなって、洩らしたものははりつけおきてである。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)