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厩番
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うまやばん
ふりがな文庫
“
厩番
(
うまやばん
)” の例文
仲間
(
ちゅうげん
)
、小間使、奥女中、下働き、
厩番
(
うまやばん
)
など、多ぜいの召使にかこまれていましたが、奥方は二、三年まえに亡くなって
亡霊怪猫屋敷
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
鉄の馬の
厩番
(
うまやばん
)
はこの冬の朝もはやく、山のあいだの星の光りによって起きでて、彼の馬に
秣
(
まぐさ
)
をやり馬装をととのえた。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
ここでいつも彼を取りまき、
賞讃
(
しょうさん
)
するのは、大ぜいの馬丁や、
厩番
(
うまやばん
)
や、靴磨きや、名もない
居候
(
いそうろう
)
連中である。
駅馬車
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
「これを今晩の
中
(
うち
)
に
厩番
(
うまやばん
)
に手渡してくれれば、お前さんは飛切
上等
(
じょうら
)
の晴着が手に入るんだがね」
白銀の失踪
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
女童
(
めわらべ
)
のふたりは、
厩番
(
うまやばん
)
の小屋へ教えに行ったが、そこにいつもいる鬼藤次までがいなかった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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相生家に久しく仕えた
厩番
(
うまやばん
)
で、綾吉と言う若者の変装姿に紛れもなかったのです。
新奇談クラブ:03 第三夜 お化け若衆
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
六波羅の
厩番
(
うまやばん
)
が夜も更けたころ、不図目をさますと厩が馬鹿に騒々しい。起き出てみると、奪われたはずの南鐐が、ほかの馬たちと噛みあっている。驚いた番人が飛びこんで宗盛に報告する。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
厩番
(
うまやばん
)
の少年も主人と同じく満足させられるべき平等の理由をもっているかもしれない。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
厩
漢検準1級
部首:⼚
14画
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
“厩”で始まる語句
厩
厩舎
厩橋
厩中間
厩衆
厩河岸
厩仲間
厩戸皇子
厩戸
厩肥