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バル
ふりがな文庫
“
原
(
バル
)” の例文
確かまだ武者小路氏の「新しき村」が開かれない時分で、あの辺になつてゐたのだなと、後に思ひ合せた茶臼
原
(
バル
)
の曠野をも横ぎつた。
山の音を聴きながら
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あの海に向つた長者
原
(
バル
)
を、すこし節がゝつた言ひ廻しで、思ひ出し/\「八島」を語り乍ら歩いて行かれた俤が、今もかうしてゐると、目の前に出て来る。
「八島」語りの研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
長者
原
(
バル
)
と言ふ海を受けた高台は、があたろを使うて長者になつた人の屋敷趾だと言ふ。其は小さな、髪ふり乱した子どもの姿だつた。其が来初めてから、俄かに長者になり、家蔵は段々建て増した。
河童の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“原”の意味
《名詞》
(はら)高低差のない、空間的な広がり。特に、陸地で、背の高い樹木などがない、未開拓の平野。
(出典:Wiktionary)
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“原”を含む語句
草原
原因
高原
河原
小塚原
海原
吉原
大草原
野原
中原
川原
柳原
木原
堀田原
原来
小原
原田
葛原
蒲原郡
蓬原
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