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単羽織
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ひとえばおり
ふりがな文庫
“
単羽織
(
ひとえばおり
)” の例文
旧字:
單羽織
喬之助は、
抜身
(
ぬきみ
)
の一刀を糸で腰に釣って、それに、
羽二重
(
はぶたえ
)
の
単羽織
(
ひとえばおり
)
をフワリと掛け、刀身をすっかり隠して、
鞘
(
さや
)
に納まっている如く見せかけていたのだ。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
丁度同じ頃、その頃
流行
(
はや
)
った黒無地のセルに
三紋
(
みつもん
)
を
平縫
(
ひらぬ
)
いにした
単羽織
(
ひとえばおり
)
を
能
(
よ
)
く着ていたので、「大分渋いものを
拵
(
こしら
)
えたネ、」と
褒
(
ほ
)
めると、「この位なものは知ってるサ、」と頗る得々としていた。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
単
常用漢字
小4
部首:⼗
9画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
“単”で始まる語句
単衣
単
単物
単簡
単調
単身
単独
単衣物
単純
単弁