づくえ)” の例文
お客の半分はとうにカルタづくえにむかっていました。あとの半分は、主人役の奥さんから、今しがた出た
わずかに五十ついばかりの列めぐりおわるとき、妃はかんむりのしるしつきたる椅子にりて、公使の夫人たちをそばにおらせたまえば、国王向いの座敷なるかるたづくえのかたへうつりたまいぬ。
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)