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十姉妹
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じゅうしまつ
ふりがな文庫
“
十姉妹
(
じゅうしまつ
)” の例文
鶯
(
うぐいす
)
、
山雀
(
やまがら
)
、目白、文鳥、
十姉妹
(
じゅうしまつ
)
などの籠の上に載っていたウソをその時はじめて詳しく観察した。さっきの声はそのウソの鳴音だったのである。
木彫ウソを作った時
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
千種十次郎が斯う言った時は、二人は日比谷公園のロハ台の上へ、二羽の
十姉妹
(
じゅうしまつ
)
のように押し並んで居りました。
女記者の役割
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
この頃家に
十姉妹
(
じゅうしまつ
)
を飼うようになってから、その小さな目を見るたびに、いつでも私はあの時のことを想い出す。ちょうどこの目をして七葉樹上の彼等も、また私を見たのであった。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「おい、お前は反対やそうなが、こうなったら背に腹は換えられんさかい、どうせ、肥代にも足らん金や、繭の金で小鳥飼おうと思うのや、今、流行ってる
十姉妹
(
じゅうしまつ
)
な、あれに
定
(
き
)
めたんや」
十姉妹
(新字新仮名)
/
山本勝治
(著)
また数日たって後の雪のふる日、ある婦人がその飼っていた
十姉妹
(
じゅうしまつ
)
の四羽とも一度に死にかかったのを手のひらへのせて一生懸命
火鉢
(
ひばち
)
で暖めていた。見ると、もう全く冷たくなってしまっている。
Liber Studiorum
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
▼ もっと見る
紅雀や
十姉妹
(
じゅうしまつ
)
が彼の姿に向って羽搏いた。じっと眺めていたが
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
“十姉妹”の意味
《名詞》
十 姉 妹 (じゅうしまつ, じゅうしまい)
スズメ目カエデチョウ科の家禽。
(出典:Wiktionary)
“十姉妹(ジュウシマツ)”の解説
ジュウシマツ(十姉妹・学名:Lonchura striata var. domestica)とは、スズメ目カエデチョウ科の鳥。愛玩用にヒトの手によって作り出された家禽で、野生種は存在しない。
(出典:Wikipedia)
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
姉
常用漢字
小2
部首:⼥
8画
妹
常用漢字
小2
部首:⼥
8画
“十”で始まる語句
十
十歳
十日
十重二十重
十字架
十分
十月
十六夜
十露盤
十手