十四五町じふしごちやう)” の例文
それがはなれもはなれた、まつすぐに十四五町じふしごちやうとほい、ちやう傳通院前でんづうゐんまへあたりとおもところきこえては、なみるやうにひゞいて、さつまたしほのひくやうにえると、空頼そらだのみのむねしほさびしくあわえるとき、それを
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)