“勅令（ちょくれい）” の例文

第八条　(1)　天皇ハ公共ノ安全ヲ保持シ又ハ其（そ）ノ災厄（さいやく）ヲ避（さ）クル為（ため）緊急ノ必要ニ由（よ）リ帝国議会閉会ノ場合ニ於（おい）テ法律ニ代ルヘキ勅令（ちょくれい）ヲ発ス

大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) ／ 日本国(著)

(2)　此（こ）ノ勅令（ちょくれい）ハ次（つぎ）ノ会期ニ於（おい）テ帝国議会ニ提出スヘシ若（もし）議会ニ於（おい）テ承諾セサルトキハ政府ハ将来ニ向（むかっ）テ其（そ）ノ効力ヲ失（うしな）フコトヲ公布スヘシ

大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) ／ 日本国(著)

第七十条　公共ノ安全ヲ保持スル為（ため）緊急ノ需用（じゅよう）アル場合ニ於（おい）テ内外（ないがい）ノ情形（じょうけい）ニ因（よ）リ政府ハ帝国議会ヲ召集スルコト能（あた）ハサルトキハ勅令（ちょくれい）ニ依（よ）リ財政上必要ノ処分ヲ為（な）スコトヲ得（う）

大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) ／ 日本国(著)

“勅令”の意味

《名詞》

君主が直接発する命令、法令。

明治憲法に基づき天皇の大権により制定された命令。
(出典:Wiktionary)

“勅令”の解説

日本の勅令
勅令（ちょくれい）とは、天皇・皇帝・国王などの君主が直接発する命令・法令のこと。日本においては、法令の一形式で、天皇が発した法的効力のある命令を指す。対して勅許（ちょっきょ）とは、天皇の許可を指し、勅令による免許を意味する。
本項目では緊急勅令やいわゆる「ポツダム勅令」についての記述を含む。
(出典:Wikipedia)

勅	常用漢字 中学 部首:⼒ 9画
令	常用漢字 小４ 部首:⼈ 5画