“割木(わりぎ)” の例文
硝子(ガラス)張りの旅館一二軒を、わざと避けて、軒に山駕籠(やまかご)と干菜(ひば)を釣(つ)るし、土間の竈(かまど)で、割木(わりぎ)の火を焚(た)く、侘(わび)しそうな旅籠屋を烏(からす)のように覗(のぞ)き込み、黒き外套(がいとう)で、御免と、入ると
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)