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前膊
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ぜんはく
ふりがな文庫
“
前膊
(
ぜんはく
)” の例文
五本の指、
掌
(
たなごころ
)
、
前膊
(
ぜんはく
)
、
上膊
(
じょうはく
)
、肩胛骨、その肩胛骨から発した肉腫が頭となって、全体が
恰
(
あだか
)
も一種の生物の死体ででもあるかのように、血に
塗
(
まみ
)
れて横たわって居た。
肉腫
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
「僕はどうだ。」がんぢやうな
前膊
(
ぜんはく
)
の皮膚はやや赤味を帯びて、見るから健康を語つてゐる。
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
童子はみんなに腕をまくらせて、
前膊
(
ぜんはく
)
の内面のところに漆の汁で女陰と男根とを
画
(
ゑが
)
いた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“前膊”の意味
《名詞》
前膊(ぜんはく)
前腕。
(出典:Wiktionary)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
膊
漢検1級
部首:⾁
14画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛