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利鈍
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りどん
ふりがな文庫
“
利鈍
(
りどん
)” の例文
しかし天下の事は成敗
利鈍
(
りどん
)
をもって
相判
(
あいはん
)
じ
候
(
そうろう
)
訳
(
わけ
)
にはこれなく、小生は正をもって起こり、正をもって
斃
(
たお
)
るること始めよりの目的に
候
(
そうろう
)
。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
あらかじめ罪人の
屍骸
(
しがい
)
を貰って来てあって、斬り手の役は小林という剣道の師範役、それに勤番のうちの志願者も手を下して、
利鈍
(
りどん
)
を試みるということであります。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
兵の多少にあらず武器の
利鈍
(
りどん
)
にあらず、士気
旺盛
(
おうせい
)
なるものは勝ち、後ろさびしいものは負ける、とくに犬の喧嘩をもってしかりとする、犬のたよるところはただ主人にある
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「事の
成敗
(
せいばい
)
利鈍
(
りどん
)
によって真理は
累
(
わずらわ
)
されませぬ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利鎌
利根
利巧
利用
利根川