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分前
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わけまへ
ふりがな文庫
“
分前
(
わけまへ
)” の例文
「ではあなたの意志一つであなたの運命も
決
(
きま
)
ります。」と彼は云つた。「私の手も、心も、所有物全部の
分前
(
わけまへ
)
もあなたに捧げます。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
それに君
如何
(
どう
)
だ、細君は殆んど僕等の喰ひ
餘
(
あま
)
しの
胡蘿蔔
(
にんじん
)
牛蒡
(
ごぼう
)
にもありつかずに
平素
(
しよつちう
)
漬物ばかりを
噛
(
かぢ
)
つてる、
一片
(
ひときれ
)
だつて亭主の
分前
(
わけまへ
)
に預つたことはないよ。
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
斯
(
かく
)
て又
幸手宿
(
さつてじゆく
)
なる杉田三五郎は重四郎と共に金兵衞の
子分
(
こぶん
)
八田掃部練馬藤兵衞三加尻茂助の三人を
利根川邊
(
とねがはべり
)
にて殺し重四郎が幸手宿を
立退
(
たちのき
)
金兵衞より奪ひ取りし金の
中
(
うち
)
百兩を
分前
(
わけまへ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
と云ふのは、お
腹
(
なか
)
を
空
(
す
)
かした大きな少女等は、機會さへあれば、下級生を
賺
(
すか
)
したり脅したりして、彼等の
分前
(
わけまへ
)
を掠めたのだから。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
自分の領地を分けたり私に相當な
分前
(
わけまへ
)
をくれることが、我慢がならなかつた。父の考へでは、すつかり、私の兄のロウランドに讓らなくてはならないと云ふのでした。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“分前”で始まる語句
分前髪