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とうしん
ふりがな文庫
“
刀身
(
とうしん
)” の例文
これだけいって、
腰
(
こし
)
の
般若丸
(
はんにゃまる
)
をひき
抜
(
ぬ
)
いたが、その
刀身
(
とうしん
)
は、いきなりまっ
赤
(
か
)
にひかって見えた。うしろの
炎
(
ほのお
)
はもう高い
火柱
(
ひばしら
)
となっていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鞘を払うと、
刀身
(
とうしん
)
は鍔元に一点の錆を浮べただけで青白く輝いていた。彼は陰惨な笑いを顔に浮べた。そしてまたそっと蒲団の上に匐い寄っていった。
蘇生
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
鞘
(
さや
)
を払って
刀身
(
とうしん
)
を
凝
(
じ
)
っと眺めながら米問屋の主人は言った。
栗の花の咲くころ
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
“刀身”の意味
《名詞》
刀が鞘に入る部分。
(出典:Wiktionary)
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“刀”で始まる語句
刀
刀自
刀架
刀痕
刀鍛冶
刀槍
刀剣
刀子
刀尖
刀柄