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刀架
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とうか
ふりがな文庫
“
刀架
(
とうか
)” の例文
ソノ刀剣ノ利鋭ナルコト、コレヲ以テ
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
ノ刀剣ヲ両断スルトモ
疵痕
(
しこん
)
ヲ
止
(
とど
)
ムルナシ。サレバ刀剣ノ装飾ニモ最モ入念ニシテ、
刀架
(
とうか
)
ニ置キテ室内第一ノ装飾トナス
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「何を馬鹿なことを言うのだ。拙者の来国俊は縁側の
刀架
(
とうか
)
にあったのだぞ——その時拙者は
雪隠
(
せっちん
)
に入って居たのだ。拙者に知られずに、縁側を刀架の側まで来る工夫があると思うか」
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そしてもし武士ならばその剣を軒下の
刀架
(
とうか
)
にかけておく、茶室は至極平和の家であるから。それから客は低くかがんで、高さ三尺ぐらいの狭い入り口〔にじり口〕からにじってはいる。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
それから
刀架
(
とうか
)
に
脇息
(
きょうそく
)
——。
旗本退屈男:07 第七話 仙台に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
雪隠
(
せっちん
)
の前に用意してある
刀架
(
とうか
)
に任せて置くのですが、何やら胸騒ぎがしたものか、刀架けには長い方の来国俊ひと腰だけを任せ、短い方は手に
提
(
さ
)
げたまま便所の中に入ってしまったのです。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
架
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“刀”で始まる語句
刀
刀自
刀痕
刀身
刀鍛冶
刀槍
刀剣
刀子
刀尖
刀背