ださ)” の例文
大急で帰宅かえって土間にどしりと俵を下した音に、泣き寝入ねいりに寝入っていたお源は眼を覚したが声をださなかった。そして今のは何の響とも気に留めなかった。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)