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出来
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いでく
ふりがな文庫
“
出来
(
いでく
)” の例文
旧字:
出來
華御座
(
はなござ
)
は届申候哉。これは
山南
(
さんな
)
と申処にて
出来
(
いでく
)
。神辺をさること五里。(日本里程。)かの方にしる人有之、宜くたのむと申遣し候。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
夫は
決
(
け
)
して雅之の私書偽造を
己
(
おのれ
)
の陥れし
巧
(
たくみ
)
なりとは彼に告げざれば、悪は
正
(
まさし
)
く狂女の子に在りて、
此方
(
こなた
)
に恨を受くべき筋は無く、
自
(
おのづか
)
らかかる事も
出来
(
いでく
)
るは家業の上の勝負にて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さばかり人に
怪
(
あやし
)
まるれど、彼は今日のみこの町に姿を
顕
(
あらは
)
したるにあらず、折々散歩すらんやうに
出来
(
いでく
)
ることあれど、
箇様
(
かよう
)
の酔態を認むるは、兼て注目せる派出所の巡査も
希
(
めづら
)
しと思へるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“出来”で始まる語句
出来栄
出来上
出来事
出来損
出来合
出来星
出来悪
出来秋
出来難
出来心