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ボンゲ
ふりがな文庫
“
凡下
(
ボンゲ
)” の例文
まことに唯
一詞
(
ヒトコト
)
。
當
(
タウ
)
の姫すら思ひ設けなんだ
詞
(
コトバ
)
が、匂ふが如く出た。貴族の家庭の語と、
凡下
(
ボンゲ
)
の家々の語とは、すつかり變つて居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
非職
凡下
(
ボンゲ
)
ヲイワズ、伊勢ノ車ノ庄ヲ恩賞ニ
充
(
ア
)
テ行ナワル
可
(
ベ
)
キ
由
(
ヨシ
)
、関東ノ
御教書
(
ミギョウショ
)
有之
(
コレアリ
)
、ソノ上ニ
定遍
(
ジョウヘン
)
先
(
マ
)
ズ三日ガ
中
(
ウチ
)
ニ六千貫ヲ与ウベシ、
御内
(
ミウチ
)
伺候
(
シコウ
)
ノ人、
御手
(
オンテ
)
ノ人ヲ討チタラン者ニハ五百貫
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
まことに唯
一詞
(
ヒトコト
)
。
当
(
タウ
)
の姫すら思ひ設けなんだ
詞
(
コトバ
)
が、匂ふが如く出た。貴族の家庭の語と、
凡下
(
ボンゲ
)
の家々の語とは、すつかり変つて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
貴族の家庭の語と、
凡下
(
ボンゲ
)
の家々の語とは、すつかり變つて居た。だから言ひ方も、感じ方も、其うへ、語其ものさへ、郎女の語が、そつくり寺の所化
輩
(
ハイ
)
には、通じよう筈がなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
“凡下”の解説
凡下(ぼんげ)とは、中世日本において一般の民衆を指した用語。
(出典:Wikipedia)
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“凡下”で始まる語句
凡下放埒
凡下並
凡下乞食