“凌(りょう)” の例文
が、事によると人気(ひとけ)はなし、凌(りょう)ぜられるとでも思ったかも知れぬ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
現に延喜(えんぎ)の御門(みかど)の御代(みよ)には、五条あたりの柿の梢に、七日(なのか)の間天狗が御仏(みほとけ)の形となって、白毫光(びゃくごうこう)を放ったとある。また仏眼寺(ぶつげんじ)の仁照阿闍梨(にんしょうあざり)を日毎に凌(りょう)じに参ったのも、姿は女と見えたが実は天狗じゃ。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)