“凌轢”の読み方と例文
読み方割合
りょうれき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平日力をたのんで国中の人民を凌轢りょうれきせしも、一人としてわれを諫むるなく、すがままに放置すておいたので、死後竜に生まれて苦しみ居る故に、返報に彼らを殺そうとしたのだといった。
これによりてこれを見れば、自由論派は自由論派と言うよりはむしろ一の平民論デモクラシー派と言うべし、政府は秩序安寧を保つに止まらず、なお貧富智愚の間に干渉してその凌轢りょうれきを防がざるべからず。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)