“凌統”の読み方と例文
読み方割合
りょうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徐晃は、一隊をひいて、駈け戻って行ったが、間もなく、敵の呂蒙りょもう凌統りょうとうの兵を蹴ちらして、重囲の中から張遼を助け出して帰ってきた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
甘寧かんねいを先手に、徐盛じょせい丁奉ていほうを中軍に、凌統りょうとう呂蒙りょもうを後陣として、総勢五万、水陸軍に編制し、彼自身は、二万五千をひきいて柴桑を船で出た。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこは蜀の一将傅彤ふとうが守っていた。これへの夜襲に、呉の凌統りょうとう、周泰、韓当などが、われこそと挙って先鋒を志願したが、陸遜は何か思う旨があるらしく
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)