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冥助
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めいじょ
ふりがな文庫
“
冥助
(
めいじょ
)” の例文
しかればすなわち、かつは神道の
冥助
(
めいじょ
)
にまかせ、かつは勅旨の
旨趣
(
しいしゅ
)
を守って、早く平氏の一類を亡ぼして、
朝家
(
ちょうけ
)
の
怨敵
(
おんてき
)
を退けよ。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
一門子孫の繁栄を御覧になることによっても神の
冥助
(
めいじょ
)
は忘られずに六条院は紫の
女王
(
にょおう
)
も伴って御参詣あそばされるのであって、はなやかな一行である。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
余は上帝の
冥助
(
めいじょ
)
に依り、古今各国の法律を蒐集し、その法規を対照類別して、法律全図(Theatrun legale)を描き出さんことを異日に期す。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
その時、
外濠線
(
そとぼりせん
)
の電車が、駿河台の方から、坂を下りて来て、けたたましい音を立てながら、私の目の前をふさいだのは、全く
神明
(
しんめい
)
の
冥助
(
めいじょ
)
とでも云うものでございましょう。
二つの手紙
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
冥
常用漢字
中学
部首:⼍
10画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“冥”で始まる語句
冥加
冥利
冥途
冥土
冥府
冥々
冥福
冥
冥想
冥護