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円々
ふりがな文庫
“円々”の読み方と例文
読み方
割合
まるまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるまる
(逆引き)
つい二、三年前までは、あんなに
円々
(
まるまる
)
と肥って紅にかがやき、求婚者の噂をしたり、つまらぬことにも笑い転げたりしたのに。……
大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
発達した四肢、脂肪づいた体——乳房などは恐ろしく大きいのであろう、帯の上が
円々
(
まるまる
)
と膨らんでいて、つい手を触れたくなりそうである。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
円々
(
まるまる
)
と肥えた顔に細い目が
開
(
あ
)
いてゐるので、いつも
膃肭臍
(
おつとせい
)
のやうだとばかし思つてゐたが、今見ると何とかいつた芝
辺
(
へん
)
の女医者によく
肖
(
に
)
てゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
円々(まるまる)の例文をもっと
(10作品)
見る
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
々
3画
“円”で始まる語句
円
円髷
円座
円柱
円顔
円形
円朝
円味
円屋根
円卓
“円々”のふりがなが多い著者
近松秋江
二葉亭四迷
甲賀三郎
アントン・チェーホフ
薄田泣菫
国枝史郎
泉鏡花
海野十三