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内蔵允
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くらのすけ
ふりがな文庫
“
内蔵允
(
くらのすけ
)” の例文
正座に二人、国老の柴田外記と原田甲斐が坐り、脇に三人、宿老の富塚
内蔵允
(
くらのすけ
)
、茂庭
主水
(
もんど
)
、遠藤又七郎がいた。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
大番頭
(
おおばんがしら
)
石川
内蔵允
(
くらのすけ
)
の三人を二之丸向かい屋敷に呼び寄せ、朝命をもって死を賜うということを宣告した。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
席に列した国老は、富塚
内蔵允
(
くらのすけ
)
、大条兵庫だけで、これらも一ノ関には対抗できなかったし、評定役の人たちはなおさら、一言も異議を述べる者はなかった。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「このあたりに別所
内蔵允
(
くらのすけ
)
先生のお住居があると聞いてまいったが、もし知っていたら教えて
呉
(
く
)
れまいか」
内蔵允留守
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
涌谷
(
わくや
)
(伊達安芸)さまが、自分の知行二万二千石を献上する、と申し出られてから、富塚
内蔵允
(
くらのすけ
)
、中島伊勢、また佐兵衛(宗規)さまなどまでが、同じように知行献上を云いだしたので
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
宿所へ案内したのは、柴田(
内蔵介
(
くらのすけ
)
)どの、富塚(
内蔵允
(
くらのすけ
)
)どのであった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そのまん中どころの、竹垣をまわした
別墅
(
べっしょ
)
づくりの屋敷の門前で、若者は駕籠をおりた。——それは藤江
内蔵允
(
くらのすけ
)
の控え家であった。藤江は藩の筆頭家老であり、若者はその長男で小五郎といった。
鵜
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
主賓は
伊達安芸
(
だてあき
)
、つぎに現職の家老、奥山大学、大条兵庫、古内主膳。また「
一家
(
いっか
)
」の格式である片倉小十郎。ほかに原田甲斐、富塚
内蔵允
(
くらのすけ
)
、遠藤又七郎、この三人は「
着座
(
ちゃくざ
)
」といって
宿老
(
しゅくろう
)
であった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
允
漢検準1級
部首:⼉
4画
“内蔵”で始まる語句
内蔵助
内蔵
内蔵之助
内蔵助利三
内蔵介
内蔵吉
内蔵助成政
内蔵頭信基
内蔵頭
内蔵寮