“内蔵寮”の読み方と例文
読み方割合
くらりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高級役人や殿上人の饗膳きょうぜんなどは内蔵寮くらりょうから供えられた。左大臣、按察使あぜち大納言、とう中納言、左兵衛督さひょうえのかみなどがまいって、皇子がたでは兵部卿ひょうぶきょうの宮、常陸ひたちの宮などが侍された。
源氏物語:51 宿り木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
前に東宮の御元服の式を紫宸殿ししんでんであげられた時の派手はでやかさに落とさず、その日官人たちが各階級別々にさずかる饗宴きょうえん仕度したく内蔵寮くらりょう、穀倉院などでするのはつまり公式の仕度で
源氏物語:01 桐壺 (新字新仮名) / 紫式部(著)