“其方共”の読み方と例文
読み方割合
そのはうども100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其時そのとき越前守は平石次右衞門吉田三五郎池田大助の三人を膝元ひざもとへ進ませ申されけるは其方共そのはうども家の爲め思ひくれだんかたじけなく存るなりよつて越前が心底しんてい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
よば其方共そのはうども千太郎の死骸しがい引取ひきとりせつ差出さしいだしたる口書くちがきの通り相違はこれ無やと尋問たづねらるゝに兩人如何にも仰せの通り相違御座なく候と申立ければ大岡殿又六右衞門其方久八の申立に付何ぞ證據しようこありやと云るゝ時六右衞門は千太郎より久八へわたし置たる一さつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)