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八時過
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はちじすぎ
ふりがな文庫
“
八時過
(
はちじすぎ
)” の例文
其
(
その
)
夕暮
(
ゆふぐれ
)
であつたか、
小六
(
ころく
)
は
又
(
また
)
寒
(
さむ
)
い
身體
(
からだ
)
を
外套
(
マント
)
に
包
(
くる
)
んで
出
(
で
)
て
行
(
い
)
つたが、
八時過
(
はちじすぎ
)
に
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
て、
兄夫婦
(
あにふうふ
)
の
前
(
まへ
)
で、
袂
(
たもと
)
から
白
(
しろ
)
い
細長
(
ほそなが
)
い
袋
(
ふくろ
)
を
出
(
だ
)
して、
寒
(
さむ
)
いから
蕎麥掻
(
そばがき
)
を
拵
(
こし
)
らえて
食
(
く
)
はうと
思
(
おも
)
つて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“八時”で始まる語句
八時