八度やたび)” の例文
都夫良つぶらはそれを聞くと、急いで武器を投げすてて、皇子おうじ御前ごぜんへ出て来ました。そして八度やたびおがんで申しあげました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
彼我をミノスにおくれるに、この者八度やたび尾を堅き背に捲き、激しく怒りて之を噛み 一二四—一二六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
日に八度やたび色を変ふとふ熱帶の機會主義者オッポチュニスト(青き魔術師)カメレオンぞこれ
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
日のうちに七度ななたび八度やたび
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)