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入違
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いりちが
ふりがな文庫
“
入違
(
いりちが
)” の例文
此方
(
こちら
)
は
入違
(
いりちが
)
って祖五郎の跡を
追掛
(
おいか
)
けて、姉のお竹が忠平を連れてまいるという、
行違
(
ゆきちが
)
いに相成り、お竹が
大難
(
だいなん
)
に出合いまするお話に移ります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
捉
(
つか
)
まえて聞くと、今朝殆ど私と
入違
(
いりちが
)
いに尋ねて来たのだそうで、何でもお神さんの身寄だとかで、車で手荷物なぞも持って来たから、地方の人らしいと云う。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
これより
以前
(
さき
)
得三が人形室を走り出でて声する者を追いける時、室の外より得三と
入違
(
いりちが
)
いに、鳥のごとくに飛び込む者あり。突然下枝の被を外してこれを人形に被らせつ。その身は
日蔽
(
ひおおい
)
の影に潜みぬ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“入”で始まる語句
入
入用
入口
入牢
入来
入水
入込
入交
入日
入相