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入用
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いる
ふりがな文庫
“
入用
(
いる
)” の例文
を、云いとくに
入用
(
いる
)
だけの言葉数さえ知らない上に、どういう訳だからどうなって俺の心に済まないのかと、いうことは、彼自身にさえよくは分っていない。
禰宜様宮田
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「それでも
妾
(
わたし
)
はハラハラしました。殿様から教えられた
白
(
せりふ
)
といえば、あそこまでしかなかったのですから。あれから先が
入用
(
いる
)
ようなら、どうしたものかと思いましてね」
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それに御宅は
御人数
(
ごにんず
)
も多いんだから
入用
(
いる
)
ことも入用サね。
私
(
あたし
)
のとこなんか二人きりだから
幾干
(
いくら
)
も
入用
(
いりゃ
)
ア仕ない。それでも三銭五銭と
計量炭
(
はかりずみ
)
を毎日のように買うんだからね、全くやりきれや仕ない
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“入用”の意味
《名詞》
何かの用に必要なさま。また、それに必要な費用。
(出典:Wiktionary)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“入”で始まる語句
入
入口
入牢
入来
入水
入込
入交
入日
入相
入谷