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入棺
ふりがな文庫
“入棺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にふくわん
80.0%
にゅうかん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にふくわん
(逆引き)
上には親類の年寄が二三人と、嫁のお清が、まだ
入棺
(
にふくわん
)
も濟まぬ死骸の前に、
濕
(
しめ
)
つぽく坐つて引つ切りなしに線香を上げて居るのでした。
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お吉の死體は手輕に檢屍が濟んで、階下の六疊に寢かしてありますが、さすがに手が廻り兼ねて、まだ
入棺
(
にふくわん
)
してゐないのは、幸せでした。
銭形平次捕物控:158 風呂場の秘密
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
入棺(にふくわん)の例文をもっと
(16作品)
見る
にゅうかん
(逆引き)
平次は井戸端をそれくらいにして、家の中へ入って、いちおう通夜の衆を
退
(
の
)
かせると、
入棺
(
にゅうかん
)
してある仏様を調べました。
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
死骸には
甲冑
(
かっちゅう
)
を着せ、太刀を
佩
(
は
)
かせ、六具を
纏
(
まと
)
うて
厳
(
いか
)
めしく武装した
身装
(
みなり
)
で
入棺
(
にゅうかん
)
したとのことである。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
入棺(にゅうかん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“入棺”の意味
《名詞》
故人などの遺骸を棺に入れること。納棺。
(出典:Wiktionary)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
棺
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
“入”で始まる語句
入
入用
入口
入牢
入来
入水
入込
入交
入日
入相
“入棺”のふりがなが多い著者
野村胡堂
吉川英治