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にゅうかん
ふりがな文庫
“にゅうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
入棺
80.0%
入檻
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入棺
(逆引き)
お楽は
漸
(
ようや
)
く涙をおさめて、三人を奥へ案内しました。幸い
入棺
(
にゅうかん
)
したばかり、白布を取って
蓋
(
ふた
)
を払うと、早桶の中に、洗い
浄
(
きよ
)
められたお菊の死骸が、深々とうずくまっております。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お君の死骸はこのとき親類方や御近所の衆の手を借りて、
入棺
(
にゅうかん
)
されるところでした。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
にゅうかん(入棺)の例文をもっと
(4作品)
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入檻
(逆引き)
ともあれ、半蔵の引き起こした献扇事件は、暗い
入檻
(
にゅうかん
)
中の五日と、五十日近い謹慎の日とを送ったあとで、こんなふうにその結末を告げた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
巡査は
格子戸口
(
こうしどぐち
)
に立ったまま、言葉をついで、
入檻
(
にゅうかん
)
中の半蔵が帰宅を許されるからと言って、身柄を引き取りに来るようとの通知のあったことを告げた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
入檻
(
にゅうかん
)
を命ぜられたのはその夜のことであった。翌十八日は、彼はある医者の前に引き出された。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
にゅうかん(入檻)の例文をもっと
(1作品)
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