“入念”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にゅうねん71.4%
じゅねん14.3%
にふねん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入念にゅうねんにしらべましたが、長年、貴金属品をあつかっている同氏には、すぐさま、それがぜんぶ、ほんものの黄金であることがわかりました。
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
しかし、一口に絵馬とはいうが、入念じゅねん彩色さいしき、塗柄の蒔絵まきえに唐草さえある。もっとも年数のほども分らず、おさめぬしの文字などは見分けがつかない。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
入念にふねん仕事しごとほどこすので、とく地震ぢしん考慮かうりよして特殊とくしゆ工夫くふうくはへたのではない。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)