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光鋩
ふりがな文庫
“光鋩”の読み方と例文
読み方
割合
こうぼう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうぼう
(逆引き)
死者の
枕頭
(
ちんとう
)
に刃物を置く習慣は、その刃物の
光鋩
(
こうぼう
)
、もしくは、その形状の
凄味
(
すごみ
)
より来る視覚上の刺戟暗示を以て
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
遠い
天星
(
てんせい
)
の青光りが、ギラッとつづらの側によれ合った。一方のつづらへは有村の剣! ひとつのほうへは天堂一角が、今にも突き出さんと
撓
(
た
)
め澄ます
光鋩
(
こうぼう
)
。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
探海燈の
光鋩
(
こうぼう
)
が廻って来ると、塀を
攀
(
よ
)
じ登っている群衆の背中が、
蟻
(
あり
)
のように浮き上った。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
光鋩(こうぼう)の例文をもっと
(8作品)
見る
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
鋩
漢検1級
部首:⾦
14画
“光”で始まる語句
光
光景
光沢
光明
光線
光芒
光琳
光子
光輝
光澤
“光鋩”のふりがなが多い著者
林不忘
横光利一
吉川英治
夢野久作
野村胡堂